2000.11.1

 
 
「環境と健康」
Vol.13 No.5 October 2000 目次
 
タイトル
筆者
Editorial 低線量放射線の影響を科学的に調べよう
JCOの臨界事故から一年経って新聞で特集記事が見られたが、低線量放射線の人体影響について混乱が少くない。これを科学的に調べる為にどうすべきかを論じた。
菅原  努
233
Topics 環境ホルモンと飲料水とリスクの問題
所謂環境ホルモン、正確には内分泌撹乱化学物質とは何か、その実態はどうなっているか、そしてそれが飲料水の場合はどうか、を科学的にしかも分かり易く解説した講演記録。

中室 克彦
236
健康指標プロジェクトシリーズ 26 胸腺外で分化するT細胞の免疫機能 ―感染早期防御機構の解析―
感染が起こった時に先づ働く自然免疫があり、やがて生体はその感染源に特異的な獲得免疫を作りあげます。この間の橋渡し的役割をしている特別なリンパ球があるのです。
吉開 泰信
256
  27 脳腸相関:脳のみでも腸のみでもない世界
生体の脳がストレスを受けると食欲がなくなり腸の活動も異常になります。しかし生体は本来腸が発生し、後に脳が発達して来たものです。では腸に異常が生じたら脳はどんな反応をするでしょうか。過敏性腸症候群を中心にこの問題にせまります。
福土  審
266
環境・生活リスク シリーズ 救命の値段は?
死亡リスクを減少させることの価値を金銭的に見積もることは規制の費用便益分析をするのに重要であるが、さてどんな方法が考えられているか。
 
274
Books 上杉正幸著
健康不安の社会学
 
276
  衣笠達也著
放射線物語 !と?の狭間で
 
278
お知らせ
<再掲>
食品の機能性について考える京都健康フォーラム
 
279
Random Scope チョコレートは心臓に良い?
 
235
  女性のトイレに何故長い列が出来るか  
255
投稿規定    
281
      

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