2000.6.28

 
 
「環境と健康」
Vol.13 No.3 June 2000 目次
 
タイトル
筆者
Editorial シリーズ「21世紀の健康と医生物学」編集に当たって
健康指標プロジェクトとして本誌に順次掲載して来たものを改めて単行本のシリーズとして出版するべく編集を始めた。その狙いと構想を示し予告とする。。
菅原  努
123
調査メモ 長寿は沖縄からハワイへ?
沖縄は日本の長寿県である。その理由を調べる一端として沖縄人の海外移住を追っていくうちにハワイへ行った人達が更に長寿である可能性が明らかになった。その理由は?

菅原  努
125
健康指標プロジェクトシリーズ 19 個体維持・種族保存のための中枢多重共調節系と環境因子
先づ若い女性の痩せと中高年の肥満や糖尿病を問題にして、それを脳内機序から考える。さらに性行動まで中枢との関係が解明され、それで微量の内分泌攪乱物質の作用が問題になる。最後に食料が人口を決めるので、人口が食料を決めるのではないという結論に到達。
粟生 修司
128
  20 医療面に活かされるファジィ理論
ファジィとは何か。医療面でのファジィの実例は?こうして並べてみると沢山のものがこのカテゴリーに入る。さてこれらはファジィ理論ではどう解けるのか。残念乍らその答まではきけなかった。
有田 清三郎
142
  21 肝再生因子HGFによる再生医療
肝臓はその2/3と切り取っても、また再生して来る。この再生をうながすものは何か。それを8,500匹のラットから集めてつきとめたのがこのHGFである。これは正に生体の再生をうながす因子で、肝、腎、心などの急性傷害から、また肝硬変や腎不全などの慢性障害から救い出すことが実験的に証明された。ヒトへの応用が待たれる。
中村 敏一
147
  22 再生医療とバイオ人工臓器
今盛んに話題になっている臓器移植に代わるものとして期待される人工臓器のうちで、特に細胞などを組み合わせたバイオ人工臓器を、膵臓を中心として糖尿病治療への将来の夢を語る。
井上 一知
160
環境・生活リスク シリーズ 子どものリスク
子ども達は特にどんなリスクにさらされているのか。それを避けるには、アメリカの例から学ぶ。
 
170
Books 村瀬雅俊著
歴史としての生命―自己・非自己循環理論の構築―
 
172
Random Scope フラボノイドも摂りすぎにはご用心
 
124
  たばこは皮膚の老化を促進  
141
投稿規定    
173
      

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