1999.12.16

 
 
「環境と健康」
Vol.12 No.6 December 1999 目次
 
タイトル
筆者
Editorial 放射線防護体制の確立を
東海村での臨海事故に対する外国からの批判を受けて、新しい体制の確立を訴える。
菅原  努
313
Topics 環境疫学(environmental epidemiology)への期待
―再び疫学のパラダイムについて―
環境問題に対して疫学は本当に正しい指標を与えるのか。科学記者G.T.氏の批判に対し、その後の反応を追求する。

前田 和甫
佐々木みどり
316
News & Views 鼓膜温は脳温の指標
新しい赤外線放射線鼓膜温度計はどこまで信頼出来るか。その限界を追求した。
小坂 光男
李  丁範
松本 孝朗
大渡  伸
金田 英子
323
健康指標プロジェクトシリーズ 9 癌免疫を調節する因子
癌の免疫療法は仲々期待されたような成果をあげ得ない。癌の免疫、その調節因子を解明することを通して癌治療への道をさぐる。
栗林 景容
327
  10 骨髄細胞の底力
造血細胞の分化の方向性がどうして決まるのか、この幹細胞にも寿命があるのか、加齢と共にどう変化するのか、1960年初めに放射線生物学者が見出した幹細胞の最近の知見を紹介。
中内 啓光
339
  11 意外な起源の生理活性ペプチド
蛋白を分解するとアミノ酸になるが、その途中にいくつかのアミノ酸のつながったものがペプチドで、その中間のものに、いろいろの重要な生理活性があることが次々と明らかになり、注目を集めている。
吉川 正明
353
環境・生活リスク シリーズ 予防原則の意味について
欧米では新しい技術に対して予防原則で臨むということが言われているが、その意味するところはわれわれ日本人には分かりにくい。そこでアメリカでのワークショップからそれを学ぶ。
 
371
Books 丸山真男・加藤周一著
翻訳と日本の近代
 
373
  黒田行昭・原 征彦著
お茶はなぜ体によいのか ―カテキンパワーの秘密―
 
375
Random Scope ゴールデン・ライス(遺伝子改変の方向)
 
352
  野菜が骨ソショウ症を防ぐ  
370
  神に祈れば病気が治るか?  
379
総合目次    
377
投稿規定    
380
      

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