1999.10.27

 
 
「環境と健康」
Vol.12 No.5 October 1999 目次
 
タイトル
筆者
Editorial 未来学再訪
たまたま5年前に紹介したBooksの余白に習作として記した未来予測のシナリオの1つが今年ICRPの委員長が出した提案とよく似ているのを見つけた。そこでもう一度未来学を。
菅原  努
243
連続講座 人間生理学余録(V)
心理的なことが人間の生理に影響することは周知のことである。それを著者の人間生理学の立場から切り込んだ労作。少々長いが途中で読み疲れるか、興味に引かれて読み進むか、それも心理学か、生理学か。
万井 正人
247
健康指標プロジェクトシリーズ 6 健康指標としてのインターフェロン系
インターフェロンの多彩な働きに注目
宗川 吉汪
265
  7 リウマチのモデルシステム
白血病を作ろうと目指して遺伝子をいじったら、白血病でなくてリウマチ(関節炎)が出来ました。
岩倉 洋一郎
275
  8 免疫系の環境への適応機構と水俣に見る疫学の課題
普通免疫系は閉じたシステムとしてとらえられているが、演者はそれを開いた系として環境からの情報をどう取り入れ適応していくかを解明している。水俣病はもう一つの話題であるが、新しい知見を分かり易く解説しているので必読!!
浴野 成生
289
環境・生活リスク シリーズ 大気汚染の健康への影響の評価について
大気汚染をどんな基準で、どこまで規制するかが妥当かをアメリカ流に評価をすると。
 
306
Books マルコム・カウリー著 小笠原豊樹訳 「八十路から眺めれば」  
308
  エドウィン・O・ライシャワー著 田村完誓訳「円仁 唐代中国への旅」  
310
Random Scope 新しく覚えた言葉は脳の何処に?
 
264
  制がん剤、放射線の副作用を防ぐ新しい方法  
288
  発電タービンの改良で温室ガスの放出が減らせるか  
305
投稿規定    
312
      

ブルーで表示されているところは、オンラインで記事をお読みになれます。