2001.11.12

 
 
「環境と健康」
Vol.14 No.5 October 2001 目次
 
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タイトル
筆者
Editorial 食の効能をどう評価するか
食の効能について我国で機能性食品という考えが提案されたが、法の規制の下で余り発展せず逆に欧米でFunetional Foodとしてもてはやされている。この背景の下に新しく食の効能をどう評価すべきかを論じる。
菅原  努 
223
Topics モナリザ研究で全ての人々に健康を
MONALISA study for“Health for All”

高血圧自然発症ラット(SHR)の確立から始まり、世界保健機構(WHO)の循環器疾患予防国際共同研究センターを立ち上げ、20年近くにわたる国際共同研究(モナリザ研究)を展開してきた著者が、その成果を人々の健康の為に解説する。

家森 幸男
226
健康指標プロジェクトシリーズ 38 生命を知る -生物進化学から-
長い生物進化の歴史の中で遺伝子の動きを見ると、その意外な姿が現れる。形態の多様性と遺伝子の多様性のずれ、時に複雑なものから簡単なものへの退化、親から子へだけでなく、個体間、グループ間の水平移動など。
宮田  隆
239
  テーマ:癌ワクチンの作用機作と免疫療法
39 (1)先天性基本免疫システム(リンパ球以前の免疫システム)による抗がん免疫の誘導機構

今までのがん免疫療法は、獲得免疫系の強化ばかりを目指して来た。ここで昆虫にも存在する先天性の基本免疫系を活性化することで新しい可能性が開けることを示す。それによって次のBCG-CWSの作用機構を説明することが出来る。
瀬谷  司
249
  40 (2) BCG-CWSを用いる癌単独免疫療法;30年の記録
一度はなばなしく注目されていたが、何時の間にか消えていった免疫療法を、長年のたゆまざる努力で蘇らせた30年の物語。その間に理論的裏付けも次第に蓄積されて、広く活用される日も近いであろう。
林  昭
259
環境・生活リスクシリーズ 発展途上国における子宮頸がんの予防
我国ではがん検診の可否についての議論が盛であるが、その予防効果を費用効果比も含めて検討した研究を紹介する。
 
271
Random Scope ダイエットの効果は高令者でも  
238
アスベストの恐怖
 
248
投稿規定    
273