平成15年健康指標プロジェクト講演会要旨 |
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第45回例会
(12月20日(土) 14:00〜17:00、京大会館102号室) |
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- ハイパーサーミアにたどり着けた患者 |
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近藤元治 (医療法人恒昭会 藍野病院 院長、京都府立医大名誉教授) |
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免疫療法が良いと聞けば飛びつき、アガリクスでガンが消えたという本を読んでそれに縋る。代替医療にもピンからキリまであるのを知らず、さまざまな情報に振り回されている大勢の患者たち。ときにはいかがわしい宣伝に惑わされて多額の金銭をはたく。 そうした中には、インターネットや口コミで知って『ハイパーサーミア(温熱療法)』を希望して来院する患者が増えている。彼らの話では、主治医にハイパーサーミアについて相談してみても、それを代替医療のひとつくらいにしか理解していない医者が多いという。 医療者に「専門バカ」が増えている。「木を見て森を見ず」という言葉があるが、患者を全体から眺め、医療についても広い知識を持って患者に最善の医療を提供するのが、医師の本分のはず。患者に質問されてそれを知らなければ、「勉強して調べてからお答えします」という謙虚な姿勢の医師が減ってきている。 本講演では以下の項目に分けてお話する。
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