2001.5.10
 

 平成13年健康指標プロジェクト講演会要旨

第22回 (5月19日、14:00〜17:00、京大会館102)
骨粗鬆症臨床の現状:診断から治療まで

福永 仁夫
川崎医科大学 放射線科(核医学) 
 

     

 本講演では、我国の骨粗鬆症の臨床研究について現状と将来展望を概説する。

 骨粗鬆症の診断については、(1)骨強度と密接な関係をもつ骨硬度(骨密度)や 3次元骨微細構造の定量法の開発、(2)骨吸収と骨形成を非侵襲的に評価できる骨 代謝マ−カ−の応用、(3)診断基準の作成など、治療については、(4) evidence-based medicineに基づいた新しい薬剤、特にbisphosphonate製剤の臨床治験の成績など最近の成果を報告する。質の高い臨床研究は国民の健康の向上に欠くことのできないものであり、今後更なる発展が望まれる。

 

 

 
 

 

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