2002.2.4
 

2002年2月のトピックス

役に立つかがし

菅 原 努

 


 これからは梅の季節で、京都では北野天満宮のそれが有名です。でもこれはそれより一月早い蝋梅の話です。我が家の庭では12月の末になると蝋梅のつぼみがふくらみ、新年早々に咲き出します。家内はその枝を暮れに切って知り合いに新年の生け花に差し上げて喜ばれています。12月も押し迫ったある日窓からそのつぼみの膨らんだ蝋梅を眺めていると、よく来るつがいのヒヨドリがやってきて、そのつぼみを食い散らしはじめました。急いでドアーを開けて手をパチンと叩くと鳥は飛んで逃げました。

 思い出すと昨年もそうして蝋梅が咲き出すとヒヨドリがよろこんで食い荒らしました。多分蝋梅はよい香りがするので、蜜もあって鳥にはおいしいのでしょう。しかし、折角のつぼみや花をつまんでは投げ散らすのは何と言っても癪にさわります。何とかならないものかと思っていたら、家内が「園芸やに何か鳥をおどすようなものを売ってないでしょうか、短冊のようなヒラヒラするものでも」と言うではありませんか。そうだと思いついて早速近くのホビーショップ:ムックへ行ってみました。一寸見回してもそれらしきものは見当たりません。屋外の草花や植木などを売っているところのレジで聞いてみると、そこのところと指をさして教えてくれました。そこで見つけたものがこの写真のものです。効能書きもつけておきますが、これで1,000円です。こんなものが1,000円もしてと一瞬ためらいましたが、まあ1,000円捨てた気で買ってみるかと決心しました。

 ところがどうでしょう、実に霊験あらたかで、それ以来ヒヨドリはおろか、今まで毎日沢山来ていたいろんな小鳥が全く姿を見せません。本当にこのかがしのせいか、一度はずしてみたら、と言ってみましたが、「今はずして折角の蝋梅が食べられたらもったいない」と反対されてその実験は出来ていません。お蔭さまで1月末の今日もまだ枝一杯に花をつけています。

 私が子供の頃は近くに田んぼがあり、秋になるといたるところにかがしが立っていましたが。そんなものはお百姓さんの気休めだろうと思っていたのですが、本当にかがしは効くのでしょうか。実は今の我が家の裏も小さな田んぼがあり、かがしが立っています。我が家のは説明によると、磁石がつけてあるから鳥が寄り付かないと書いてあるのですが、本当でしょうか。

 ムックにはこれと一緒に猫おどしというのも売っていました。これが効くならひょっとして猫脅しも効くかもしれない、一度やってみるか、と話しているところです。猫が庭を走り回りふんをしたりするので、困っていますから。

防鳥具:マグネットマン
鳥は磁石が大嫌い!!

鳥が方向を間違わずに空を飛ぶのは、頭部に生物磁石を備えているからです。この生物磁石を混乱させることによって、鳥類を寄せつけなくすることを目的に考案したのがマグネットマンです。
2個の強力な磁石を使用し、滑稽な目玉模様とあわせて優れた防鳥効果を発揮します。