2001年1月 |
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菅 原 努
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21世紀の最初の元旦を迎え、心からお喜びを申し上げます。このホームページも気持ちを新たにして取り組んでいく心算ですので、ご愛読の程をお願いします。
さてその新年に際して皆様に何を送るべきか苦吟しましたが、結論として次にあげる昨年末の私の書いたEditorial(編集者の主張)の内容を実際の研究面 で生かすことをみんなで努力しませんか、という呼びかけにさせて頂きます。西洋にはない“日本の知”を科学に中で生かすにはどうすればよいか、それによって今までの要素還元的なやり方を何処まで越えることができるか、西洋の知と日本の知とを合わせてより総合的な知を得ることができるか、など難しい課題が沢山あります。最近日本の将来に対して悲観論が少なくありません。しかし、私はこのように自分自身を見直し、その得意とするところを伸ばすことに自信を持って望みたいと思うのです。それでこそわれわれの21世紀は明るいものになるでしょう。
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