2005.2.16
 

 京都健康フォーラム2004講演要旨

平成17年3月5日(土) 13:00〜17:20
京大会館210号室

テーマ:香りとこころ・香りとからだ

アロマで脳を喜ばせ遺伝子を踊らせよう

横山 三男
(久留米大学医学部 名誉教授、イリノイ大学医学部 終身教授)
 


 生命そして生物が誕生し、長い長い進化の旅を続けているうちに人間が誕生しました。しかも人間は、さらなる進化の道を歩きながら脳を発達させました。

 神秘的で幻想的な機能を包含している人間の脳が喜ぶような生活や社会環境によっては、眠っていた遺伝子までが踊りだし、その結果、複雑系で構築されている生体がリズム化し、豊かで香り高い生活が過ごせるようになるものと思われます。

 さらに、個性的な遺伝子背景をもつ人間それぞれが選択した芳香(かおり)を嗅覚系を介して脳へインプットすることで、脳が喜び、心が癒され、心と体ともども健康を維持してゆけるものと考えられます。

 心の悩みや乱れから発生する心の病や体の不調が「かおり」によって修復されるという「evidence」 について話題を展開したいと思います。

 

 
 

 

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