第35回「いのちの科学」例会 (終了)
日 時:2011年1月15日(土)14:00〜
場 所:パストゥールビル5階 会議室((公財)体質研究会)
14:00〜15:00 委員会
15:00〜17過ぎ 話題提供話題提供者: 光谷拓実先生(総合地球環境学研究所客員教授)
「年輪年代法と古文化財への応用」要旨:最近、奈良市に所在する国宝元興寺禅室(奈良時代)の建築材の中に日本で最初の仏教寺院である飛鳥寺(飛鳥時代)由来のヒノキ材が現在まで用いられていることが明らかになり話題を呼びました。これは法隆寺より古い世界最古の建築部材の発見となりました。この事実を突き止めたのが樹木年輪を使った年輪年代法であります。本講演では、わが国における年輪年代法の具体的方法と考古学、建築史、美術史、過去の自然災害などに関連した応用事例を、パワーポイントを使い、紹介させていただきます。
「環境と健康」24巻4号に掲載予定
出席:今西、中井、鈴木、篠山、奈倉、清水、小川侃、菅原(邦)、山岸、内海
客員:伊東